2011年9月25日更新

どこにいてもいい。あなたの夢を今、生きて下さい」 きくちゆみ
福島第一原発の事故は私たちにいままでの生き方や考え方を深く見直すことを迫っている。
なかでも重要なのは、与えられた情報や判断を鵜呑みにせず自分自身で情報を取捨選択し、自分の頭で考え、自分の感覚で判断することだ。
もうひとつ大切なのは、同調圧力に負けず自分の判断を表明したり、行動に移したりすることだ。
私たちはいまだれも「正解」を持っていない転換期にいる。
間違いを恐れてはいけないし間違いを改めることを恐れてもいけない。
こんな時代こそ、自然から学ぼう!
たとえば、「自然エネルギー」とは自然のエネルギーをうまく利用するだけではない。
人間を含んだ自然界のエネルギーに触れ、それを知ること
自然の営みに目を凝らし、耳を澄ますことからはじまる。
私は、核エネルギーの利用が人間社会とも自然生態系とも共存できないと考え核兵器にも原子力にも反対してきた。
人類がホモサピエンス(賢いヒト)の名に値するならかならずそのことを学べるし
核エネルギーを使わない社会を作り直せると信じている。
鍵は想像力(イマジネーション)と創造性(クリエティビティ)だ。
私たちには、イメージしたものを創り出す力がある。
本当に美しく、健康で、平和な社会をイメージし それをクリエイトしていこう!
そして、もうひとつ忘れてならないのは
それには社会的な働きかけが必要なことだ。
人と人がつながり、力を合わせ 組織化して、ときには政治的なパワーを生み出すこと
疑問や学びを束ねて、いろいろな運動を形づくり 結果を出していくことー
それもアートだ!
人生の一瞬一瞬を、創造的に生きよう! 星川 淳(作家・翻訳家、一般社団法人act beyond trust事務局長)
今回、まさに北東、というかんじでしょうか。
天王星が東(新時代)冥王星(死と創造)が北に。 まさに被災地にも向けて。
新しい時代をこそ、このときに祈りたいです。 鏡リュウジ